関節液Borrelia burgdorferi(ライム病原因菌)IgG抗体(免疫ブロット法)
この検査は、関節液中のBorrelia burgdorferi(ライム病原因菌)に対するIgG抗体を免疫ブロット法を用いて検出し、ライム関節炎の診断を補助します。
["{\"関節液中のライム病原因菌に対する免疫反応を特異的に検出します\",\"ライム関節炎が疑われるものの、血液検査で結論が出ない場合に用いられます\",\"陽性結果は、細菌が関節に影響を及ぼしている可能性を示します\",\"検体は、患部の関節から液体を抜き取って採取します\",\"結果は、臨床症状や他の検査結果と併せて解釈する必要があります\"}"]
要点一覧
- LOINC
- 30018-6
- 略号
- BB30IGGSYN
- 類義語
- B burgdor30kD IgG Snv Ql IB
- カテゴリ
- 生化学
- 検体
- fluid
- 容器
- Sterile, screw-capped, leak-proof container (no anticoagulant or preservative); alternatively, red-top vacutainer tube for synovial fluid collection
- 単位
- N/A
- 絶食
- false
- 対象集団
- 成人
- 性別
- all
- 年齢範囲
- 0–99 歳
- 検査方法
- Immunoblot (Western Blot)
- CPT
- 86618
- SNOMED
- 416622004
- 検体量
- Minimum 1-2 mL of synovial fluid; optimal 2-5 mL
- 安定性
- Room temperature: 2 hours; Refrigerated (2-8°C): 48 hours; Frozen (-20°C or below): 30 days. Avoid repeated freeze-thaw cycles.
- 溶血(最大)
- 300
- TAT
- 48–168 時間
- 検査依頼
- routine
この検査は何ですか?
この検査は、関節を潤滑する滑液(かつて関節液と呼ばれていたもの)中に、ライム病を引き起こす細菌であるBorrelia burgdorferiの30kDタンパク質に対するIgG抗体が存在するかを調べます。免疫ブロット法(ウェスタンブロット法とも呼ばれます)という技術を用いて、ライム感染に反応して免疫系が産生するこれらの特異的抗体を検出します。
なぜこの検査が行われるのですか?
関節の痛み、腫れ、こわばり(特に膝)があり、ライム病が疑われる場合に、医療提供者がこの検査を指示することがあります。ライム病の標準的な血液検査が陰性または結論不明であるにもかかわらず、関節症状が続く場合に特に有用です。この検査は、ライム病原因菌が関節に広がり、いわゆるライム関節炎を引き起こしているかどうかの判断に役立ちます。
検体はどのように採取されますか?
医療提供者が、関節穿刺(関節液穿刺)と呼ばれる手技で、針と注射器を使って患部の関節から滑液を採取します。不快感を最小限にするため、部位を消毒し麻酔します。採取した液体は検査のために検査室へ送られます。
結果は何を意味しますか?
陽性結果は、滑液中にBorrelia burgdorferiの30kDタンパク質に対するIgG抗体が検出されたことを示します。これは、免疫系がライム病原因菌に反応しており、感染が関節に影響を及ぼしている可能性を示唆します。陰性結果は抗体が検出されなかったことを意味しますが、ライム病を完全に除外するものではありません。感染初期すぎる場合や、細菌が関節に到達していない可能性があります。結果については必ず医療提供者と相談してください。医療提供者は症状、病歴、他の検査結果を総合的に考慮します。
リスクはありますか?
関節液採取の主なリスクには、一時的な痛み、内出血、腫れ、ごくまれに穿刺部位の感染があります。医療提供者はこれらのリスクを最小限にするための対策をとります。この手技は一般的に耐容性がよく、数分で終わります。
Reference range
Negative: No IgG antibodies detected to the 30kD antigen of Borrelia burgdorferi. Positive: IgG antibodies detected to the 30kD antigen band.N/A
No special patient preparation is required. Arthrocentesis is performed by qualified healthcare personnel under aseptic technique. Inform the physician of any anticoagulant therapy prior to joint aspiration.
Clinical interpretation
How abnormal results are interpreted and what conditions they suggest.
ライム関節炎はライム病の一般的な症状で、未治療の患者の約60%にみられます。この検査は、関節症状が他の種類の関節炎ではなくBorrelia burgdorferi感染に関連していることを確認するのに役立ちます。30kDタンパク質はライム病検査に用いられる特異的抗原の一つであり、滑液中のこの抗原に対する抗体の検出は、局所的な関節感染の強い証拠となります。陽性結果はライム関節炎の診断を支持し、通常は抗菌薬を含む適切な治療の指針となります。この検査は、関節リウマチや変形性関節症などの他の炎症性関節疾患とライム関節炎を鑑別するうえで特に有用です。
よくある質問
この検査は痛いですか?
結果が出るまでどのくらいかかりますか?
この検査の前に絶食する必要はありますか?
検査が陽性だった場合はどうなりますか?
この検査で体内の他の部位のライム病もわかりますか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年8月16日. · 編集方針を読む