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ボレリア・ブルグドルフェリ抗体検査

公開:2026年8月9日更新:2026年8月15日

この血液検査は、マダニの咬傷を介して感染するライム病の原因菌であるボレリア・ブルグドルフェリに対する抗体を検出します。

クイックサマリー

ボレリア・ブルグドルフェリ菌に対するIgM抗体とIgG抗体を検出します マダニの咬傷後や疑わしい症状がある場合のライム病の診断に用いられます IgM抗体は早期(2〜4週間)に出現し、IgG抗体はより遅れて(4〜6週間)産生されます 陽性結果は現在または過去の感染を示唆します 検査は通常2段階で行われます:スクリーニング検査に続いて確認検査

WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み最終レビュー日:2026年8月15日編集方針

要点一覧

LOINC
101403-4
略号
LYMEVPE
類義語
B burgdor.VlsE1+pepC10 IgG+IgM Ser Ql IA
カテゴリ
生化学
検体
serum
容器
Serum separator tube (SST) or red-top vacutainer tube (no anticoagulant). Serum separator tubes with gel barrier are preferred for clinical chemistry/immunoassay testing.
単位
N/A
絶食
false
対象集団
成人
性別
all
年齢範囲
0–120 歳
検査方法
Immunoassay (e.g., enzyme-linked immunosorbent assay [ELISA] or chemiluminescent immunoassay [CLIA]) using recombinant VlsE1 and pepC10 antigens for combined detection of IgG and IgM antibodies
CPT
86618
SNOMED
122388000
検体量
0.5-1 mL of serum (minimum). Standard venipuncture collection of 3-5 mL whole blood typically yields sufficient serum.
安定性
Serum is stable at room temperature (15-25°C) for up to 24 hours, refrigerated (2-8°C) for up to 7 days, and frozen (-20°C or colder) for up to 6 months. Avoid repeated freeze-thaw cycles. Hemolyzed, lipemic, or icteric specimens may yield inaccurate results.
溶血(最大)
100
脂肪血症(最大)
100
黄疸(最大)
50
TAT
4–48 時間
検査依頼
routine

この検査は何ですか?

ボレリア・ブルグドルフェリ抗体検査は、ライム病の原因となるボレリア・ブルグドルフェリ菌に対するIgM抗体とIgG抗体を血清中から調べる血液検査です。この検査では、組み換え抗原であるVlsE1とpepC10を用いて、ライム病感染に対する免疫反応を検出します。

なぜこの検査が必要なのですか?

次のような場合に、医療提供者がこの検査を指示することがあります:マダニに咬まれ、ライム病の症状が現れた場合、特徴的な牛の目状の発疹(遊走性紅斑)がある場合、または発熱、頭痛、疲労、関節痛などライム病を示唆する症状がある場合です。合併症を防ぐためには、早期発見と早期治療が重要です。

検査はどのように行われますか?

腕の静脈から血液を採取します。検体は検査室で免疫測定法を用いて検査され、ボレリア・ブルグドルフェリに対するIgM抗体とIgG抗体の有無と量が調べられます。検査は通常2段階で行われます:最初にスクリーニング検査を行い、スクリーニングが陽性または判定保留の場合は確認検査(ウェスタンブロットなど)を行います。

結果はどういう意味ですか?

結果は、IgM抗体とIgG抗体それぞれについて、陽性、陰性、または判定保留として報告されます。感染初期のIgM陽性結果は最近の曝露を示唆します。IgG陽性結果は通常、数週間以上前の感染を示します。ただし、解釈は症状、曝露歴、検査の時期を考慮して、医療提供者が行うべきです。

Reference range

Negative (antibodies to Borrelia burgdorferi VlsE1 and pepC10 antigens not detected). Equivocal and Positive results may indicate exposure to Borrelia burgdorferi. Positive IgM results should be interpreted with caution in patients with illness duration greater than 30 days due to potential false-positive reactivity.N/A

検体: serum

No special patient preparation is required. Fasting is not necessary. Specimen collection should ideally occur at least 2-4 weeks after suspected tick exposure or onset of symptoms to allow for adequate antibody development. Patients should inform their healthcare provider of any recent antibiotic use, as early antibiotic therapy may suppress antibody response.

Clinical interpretation

How abnormal results are interpreted and what conditions they suggest.

ライム病は、アメリカ合衆国とヨーロッパで最も一般的なベクター媒介感染症であり、感染したマダニ(Ixodes scapularis/Ixodes pacificus)の咬傷を介して伝播します。初期症状には、特徴的な牛の目状の発疹、発熱、悪寒、頭痛、疲労などがあります。治療しないままだと、感染は関節、心臓、神経系に広がり、関節炎、心炎、神経障害などのより重篤な合併症を引き起こすことがあります。この検査は診断を確定する助けとなり、適時の抗生物質治療を可能にします。IgM抗体の存在は通常、初期感染(マダニ咬傷から4〜6週間以内)を示し、IgG抗体はより遅れて出現し、治療後も数か月から数年間持続することがあります。

よくある質問

マダニに咬まれてから、この検査でライム病を検出できるまでどのくらいかかりますか?
IgM抗体は通常、感染後2〜4週間で検出可能となり、IgG抗体は通常、感染後4〜6週間で出現します。感染後2週間以内など早すぎる時期に検査を行うと、実際に感染していても偽陰性の結果となることがあります。
この検査の前に絶食する必要はありますか?
この検査に絶食は必要ありません。採血の前に普段どおり飲食してかまいません。
検査が陰性でもライム病にかかっていることはありますか?
はい、その可能性はあります。感染初期には抗体がまだできていないことがあります(ウインドウ期)。症状がある場合やマダニへの曝露が明らかな場合は、医師が数週間後の再検査を勧めることがあります。
陽性結果は何を意味しますか?
陽性結果は、ボレリア・ブルグドルフェリに対する抗体が検出されたことを示し、現在または過去の感染を示唆します。医療提供者は、診断を確定するために、この結果を症状、身体所見、曝露歴と合わせて解釈します。
治療後に治癒したかを確認するために、この検査は用いられますか?
治療が成功した後も抗体は数か月から数年間血液中に残ることがあるため、この検査は通常、治療反応のモニタリングには用いられません。治療が成功したかどうかの主な指標は、症状の臨床的な改善です。

この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。

医療に関する免責事項

このコンテンツは一般的な情報提供・教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。医学的状態に関するご質問がある場合は必ず資格を持つ医療提供者にご相談ください。ここに記載されている内容のために専門的な医学的アドバイスを無視したり、そのせいで専門的な医学的アドバイスを受けることを遅らせたりしないでください。

医学的緊急情况可能性があると思われる場合は、すぐに現地の緊急連絡先に電話するか、最寄りの緊急治療室に直行してください。

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