遊離カルニチン(血清/血漿)
この検査は、脂肪酸を細胞内へ運びエネルギー産生を助ける化合物である遊離カルニチンの量を測定します。遊離カルニチンの値は、特に脂肪代謝に影響する病態において、代謝機能を評価するために確認されることがあります。
遊離カルニチンは体がエネルギーを効率よく使うのを助けます。値が低い場合は代謝の問題を示すことがあります。
要点一覧
- LOINC
- 59206-3
- 略号
- C0C16C18
- 類義語
- Carnitine Free/C16+C18 SerPl-sRto
- カテゴリ
- 生化学
- 検体
- serum
- 容器
- Red-top serum tube (no anticoagulant) or green-top (sodium/lithium heparin) plasma tube; avoid EDTA (chelation interferes with carnitine analysis)
- 単位
- N/A
- 基準値下限
- 0
- 基準値上限
- 0.25
- 危急値範囲
- — – 0.4 N/A
- 絶食
- false
- 対象集団
- 成人
- 性別
- all
- 年齢範囲
- 0–99 歳
- 検査方法
- Tandem Mass Spectrometry (MS/MS) with electrospray ionization; stable isotope-labeled internal standards
- CPT
- 82017 (Acylcarnitines, quantitative, each specimen); additional CPT codes may apply for ratio calculations and panel components
- SNOMED
- 44608006 (Carnitine measurement); additional SNOMED codes may apply for specific acylcarnitine species and ratio analyses
- 検体量
- 0.5–1 mL serum or plasma; minimum 0.2 mL for pediatric or repeat analysis
- 安定性
- Stable for 24 hours at room temperature (15–25°C); 7 days at 2–8°C (refrigerated); up to 3 months at -20°C or below for long-term storage. Avoid repeated freeze-thaw cycles.
- 溶血(最大)
- 100
- 脂肪血症(最大)
- 100
- 黄疸(最大)
- 50
- TAT
- 48–168 時間
- 検査依頼
- routine
この検査はなぜ行われるのですか?
疲労、筋力低下、原因不明の代謝異常などの症状がある場合、担当医が遊離カルニチン検査を指示することがあります。また、カルニチン欠乏症、ミトコンドリア病、特定の遺伝性代謝疾患などの診断や経過観察にも用いられます。体が脂肪をうまく処理できているかを評価するため、他の検査と併せて確認されることもあります。
検査では何を行いますか?
腕の静脈から採血します。血液は検査室に送られ、遊離カルニチンの値を測定するために分析されます。通常、特別な準備は必要ありませんが、担当医の指示があれば、検査の数日前に特定の食品や薬剤を控えるよう求められることがあります。
結果はどういう意味ですか?
結果は、健康状態やその他の要因によって異なります。遊離カルニチン値が低い場合は、脂肪代謝、カルニチン輸送、またはミトコンドリア機能の問題を示すことがあります。値が高い場合は、特定の代謝疾患や特定の治療後にみられることがあります。担当医が結果について説明し、追加検査や治療計画の見直しを勧めることがあります。
よく経過観察される病態
遊離カルニチン検査は、原発性カルニチン欠乏症、ミトコンドリア病、代謝症候群などの病態の経過観察によく用いられます。また、脂肪酸代謝に問題がある患者さんで、特定の薬剤や治療がどの程度効果を発揮しているかの評価にも役立ちます。
Reference range
Normal C0/(C16+C18) ratio ≤ 0.25 in healthy individuals. Reference values are age-dependent; pediatric ranges differ from adult ranges. Elevated ratios suggest impaired long-chain fatty acid oxidation.N/A
No fasting required. However, results are most interpretable in the fasting or post-absorptive state. Patients should avoid recent high-fat meals or carnitine supplementation prior to collection when possible. Inform the laboratory of any medications or dietary supplements.
Clinical interpretation
How abnormal results are interpreted and what conditions they suggest.
臨床的意義
略称
遊離カルニチン
よくある質問
遊離カルニチン値が低くなる原因は何ですか?
遊離カルニチン値の異常にはどのような症状がありますか?
この検査はどのくらいの頻度で受けるべきですか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年8月15日. · 編集方針を読む