PTENタンパク質発現、定性的、免疫組織化学染色による(がん組織)
この病理検査は、がん組織の検体を調べ、腫瘍細胞におけるPTENタンパク質の発現が正常か、低下しているか、あるいは消失しているかを判定するものです。組織に対して行う免疫組織化学染色であり、血液検査ではありません。
["結果は腫瘍の性状把握に役立ちますが、腫瘍の種類やその他の所見とあわせて病理医が解釈する必要があります。"]
要点一覧
- LOINC
- 81706-4
- 略号
- PTEN protein Ag Ca spec Ql ImStn
- 類義語
- PTEN protein Ag Ca spec Ql ImStn
- カテゴリ
- 凝固
- 検体
- serum
- 容器
- Red-top tube (SST)
- 単位
- N/A
- 基準値下限
- 0.8
- 基準値上限
- 1.2
- 危急値範囲
- — – 5 N/A
- 絶食
- false
- 対象集団
- 成人
- 性別
- all
- 年齢範囲
- 18–65 歳
- 検査方法
- immune-stain
- CPT
- 85610
- SNOMED
- 396252006
- 検体量
- 5 mL
- 安定性
- Room temperature: 4h, Refrigerated: 24h, Frozen: 7d
- 溶血(最大)
- 500
- 脂肪血症(最大)
- 1000
- 黄疸(最大)
- 500
- TAT
- 4–24 時間
- 検査依頼
- routine
検査でわかること
PTENは細胞の増殖を調節する働きをもつ腫瘍抑制タンパク質です。この検査では染色を用いて、がん細胞にPTENが存在するかどうか、またその染色パターンを評価します。
結果の解釈
病理医は腫瘍細胞を既知の陽性・陰性コントロールと比較し、結果を「保持」「低下」「消失」「判定不能」などと表現することがあります。解釈は検体の品質、内部コントロール、評価対象のがんの種類によって異なります。
検査が行われる理由
PTEN染色は、特定の腫瘍の性状を明らかにし、PTENシグナル伝達経路の異常の可能性に関する情報を得るために用いられることがあります。適切な場合には、異常な結果を受けて追加の病理学的検討や遺伝カウンセリングが検討されることがあります。
知っておきたいこと
この検査は通常、生検や手術で採取された組織検体に対して行われます。結果の意味や、追加検査が必要かどうかについては担当医または病理医が説明します。結果だけで治療方針が決まるとは限りません。
Reference range
INR: 0.8-1.2 (warfarin: 2.0-3.0)N/A
Inform your healthcare provider if you are taking blood thinners. No special preparation required.
Clinical interpretation
How abnormal results are interpreted and what conditions they suggest.
臨床的意義:PTENタンパク質の消失は、いくつかのがんの評価において重要となることがあります。PTENは通常、増殖を促す細胞内経路を抑制しているためです。ただし、染色は腫瘍評価の一部にすぎず、染色の低下や消失だけでは、がんの診断、遺伝性PTEN疾患の確定、治療方針の決定には至りません。PTENの遺伝子変化によっては、免疫組織化学染色でタンパク質が検出できたままの場合もあります。
略称
PTEN IHC
よくある質問
この検査には数値による基準範囲がありますか?
PTEN染色の消失は、遺伝性PTEN疾患があるという意味ですか?
この検査はPTENの遺伝学的検査の代わりになりますか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年8月16日. · 編集方針を読む