: aVR誘導におけるR波振幅
: この検査は、12誘導心電図(ECG/EKG)のaVR誘導におけるR波(上向きの偏位)の高さ(振幅)を測定するものです。血液や体液を調べる臨床検査ではなく、心電図の測定値です。
[": aVR誘導のR波振幅は心電図所見の一つで、心臓の電気軸や特定のリズム・伝導パターンの評価を補助することがありますが、心電図全体および臨床状況と合わせて解釈する必要があります。"]
要点一覧
- LOINC
- 9987-9
- 略号
- R wave Amp L-AVR
- 類義語
- R wave Amp L-AVR
- カテゴリ
- 生化学
- 検体
- serum
- 容器
- Red-top tube (SST)
- 単位
- N/A
- 絶食
- false
- 対象集団
- 成人
- 性別
- all
- 年齢範囲
- 18–65 歳
- 検査方法
- ekg
- 検体量
- 5 mL
- 安定性
- Room temperature: 4h, Refrigerated: 24h, Frozen: 7d
- 溶血(最大)
- 500
- 脂肪血症(最大)
- 1000
- 黄疸(最大)
- 500
- TAT
- 4–24 時間
- 検査依頼
- routine
: この測定が表すもの
: 心電図では、各誘導が異なる方向から心臓の電気活動を記録します。aVR誘導は右肩のあたりから心臓を眺めた誘導です。R波は電気波形の上向きの棘(とげ)であり、その振幅とは、記録上でその棘がどれだけ高く現れるかを表すものです。
: aVR誘導が役立つ理由
: aVR誘導はしばしば「見過ごされがちな」誘導とされますが、有用な手がかりとなることがあります。aVRにおける波形のパターンや大きさは、他の誘導と併せて検討すると、心臓の電気信号の向き(電気軸)や特定のリズム・伝導異常に関する情報を補うことができます。
: 測定値の得られ方
: 測定は標準的な12誘導心電図から得られます。腕・脚・胸部に小さな電極を装着し、心臓の電気信号を記録します。その後、記録波形からaVRのR波の高さを読み取ります。多くは自動解析ソフトで読み取られ、医師が確認します。
: 結果から分かること・分からないこと
: 1つの誘導における単独の振幅値は診断にはなりません。他の心電図誘導、全体のリズム、電気軸、さらに症状や病歴と組み合わせて初めて意味を持ちます。個人差による正常な変動はよくあるため、単独の数値を過度に解釈すべきではありません。
Clinical interpretation
How abnormal results are interpreted and what conditions they suggest.
: aVR誘導のR波振幅は、心電図をより広く解釈する際に用いられる心電図上の指標です。aVRの波形の変化は、心臓の電気軸の変化や特定の不整脈・伝導障害に伴ってみられることがあり、急性の心疾患において追加情報としてaVR所見が検討されることもあります。しかし、単一の誘導で診断が定まることはないため、この測定は心電図全体の読影と患者さんの全体的な臨床像の一部としてのみ臨床的意義を持ちます。
略称
: aVR誘導R波振幅
よくある質問
: aVRのR波振幅は血液検査ですか?
: aVRのR波が高い、または小さいと、心臓に異常があるのでしょうか?
: この測定は自宅でできますか?
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年8月16日. · 編集方針を読む