洗浄後精子運動率、精液(定性)
この検査は、精液サンプルを検査室で特別な処理、すなわち「洗浄」した後に、精子がどの程度良好に運動するかを確認するものです。洗浄の工程では精子を精漿から分離し、生殖補助医療の準備の一環として行われることがよくあります。
["この検査では、洗浄後に運動する精子が存在するかどうかを定性的(はい/いいえ形式)に確認し、生殖補助医療の処置に向けたサンプルの質を医療チームが判断するのに役立てます。"]
要点一覧
- LOINC
- 38566-6
- 略号
- Sperm Motile p Wash Smn Ql
- 類義語
- Sperm Motile p Wash Smn Ql
- カテゴリ
- 生化学
- 検体
- serum
- 容器
- Red-top tube (SST)
- 単位
- N/A
- 絶食
- false
- 対象集団
- 成人
- 性別
- all
- 年齢範囲
- 18–65 歳
- 検体量
- 5 mL
- 安定性
- Room temperature: 4h, Refrigerated: 24h, Frozen: 7d
- 溶血(最大)
- 500
- 脂肪血症(最大)
- 1000
- 黄疸(最大)
- 500
- TAT
- 4–24 時間
- 検査依頼
- routine
この検査でわかること
精液には精子と、生殖腺で作られる液体が含まれています。「運動率」とは、精子が泳いだり前進したりする能力を指します。この検査は、洗浄処理の後に残った精子に注目し、運動性のある(動いている)精子が存在するかどうかを報告します。洗浄により精漿の多くが取り除かれ、精子が濃縮されることがあり、これは特定の生殖補助医療にとって重要です。
洗浄工程が用いられる理由
検査室での洗浄は、子宮内精子注入や体外受精などの処置に向けて精液サンプルを準備するために一般的に行われます。精漿を取り除くことで、受精を妨げる可能性のある物質を減らし、検査室がより清潔で濃縮された精子を選別できるようになります。この工程の後に運動率を調べることで、処理後のサンプルの状態がわかります。
サンプルの採取方法
精液サンプルは通常、採取前の禁欲期間に関する指示に従ったうえで、クリニックまたは検査室で滅菌容器にマスターベーションにより採取します。その後、検査室で洗浄を行い、処理後のサンプルを調べます。採取に関する具体的な指示は医療チームから案内されますので、それに従ってください。
定性的な結果の読み方
これは定性的な検査であるため、結果は通常、正確な数値ではなく、「運動精子あり」または「検出されず」といった区分で示されます。担当医は、精子数や形態など他の精液検査の結果や、全体的な不妊評価とあわせて判断します。1回の結果だけで全体像がわかるわけではありません。
Clinical interpretation
How abnormal results are interpreted and what conditions they suggest.
洗浄後の精子運動率は、不妊評価や治療計画に用いられる要素の一つです。処理後のサンプルで運動率が低下している、または認められない場合は、検討される不妊治療の選択肢に影響することがありますが、精子濃度、形態、臨床経過とあわせて解釈する必要があります。結果は不妊治療の専門医が確認するべきであり、ここに数値的な基準範囲を示す意図はありません。
略称
洗浄後精子運動率
よくある質問
この検査は痛みを伴いますか?
検査の準備はどのようにすればよいですか?
1回の異常な結果で、子どもをもうけられないということになりますか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年8月16日. · 編集方針を読む