上級 肩 術後 リハビリテーション
15週の上級者向けプログラム。ケトルベル、サスペンショントレーナー、TRXを使用して回復プロセスをサポートする。
効果的な回復と疼痛管理を目的とした専門的なリハビリテーションプログラム
要点一覧
- 検査部位
- 上肢 · 肩
- 傷害の種類
- 術後
- レベル
- 上級
- 期間
- 15
- 週あたりのセッション数
- 2
- セッションあたりの分数
- 30
- エビデンスレベル
- 中等度
- ICD-10
- S42
- コスト層
- 中等度
肩の術後上級リハビリテーション — プログラム概要 これは、肩の手術を受けて初期の術後ケアをすでに終えた方向けの、15週間の上級段階の肩リハビリテーションプログラムです。ケトルベル、サスペンショントレーナー、TRX器具を使い、週2回、1回30分のセッションを行います。保護された可動域づくり、中間保護、段階的な筋力強化、上級の機能トレーニングという4つのフェーズを進み、担当の医療者とともに実施することを想定しています。
対象となる方と目標 このプログラムは、肩の手術からの回復がかなり進み、担当の医療者から高度な負荷や機能トレーニングを行ってよいと許可された方に適しています。目標は、痛みのない十分な肩の動きを取り戻し、回旋腱板と肩甲骨周囲の筋力を反対側の肩に近づけ、良い動きのフォームでこれまでの活動に戻れるようにすることです。回復の経過は人それぞれ異なるため、詳細は担当の理学療法士があなたの肩の状態、手術内容、反応に合わせて調整します。
始める前に 開始する前に、担当の外科医と理学療法士から許可を得て、器具の設定やテーピング・物理療法の計画について確認してください。サスペンショントレーナーとTRXの固定点がしっかりしていることを確かめてください。循環、神経、筋区画(コンパートメント)に関する懸念など、持病があれば必ず医療者に伝え、安全に合わせて計画を調整してもらいましょう。
安全上の注意と中止の目安 注意事項を守ってください。肩に負荷をかける前には必ずウォームアップを行い、セッション中や後に痛みが強くなる場合は無理に続けず中止してください。コンパートメント症候群の既往があるとのことなので、痛みの増悪、張り、腫れ、しびれに注意し、あればすぐに報告してください。鋭い痛みや悪化する痛み、新たな筋力低下、しびれ、休息しても治まらない腫れがある場合は中止し、医療者に連絡してください。
週ごとの構成 15週間にわたり、週2回、1回約30分のトレーニングを行います。最初の週は保護されたやさしい動きに重点を置き、中間の週ではコントロールされた自主運動と軽い抵抗を加え、後半の週では筋力づくり、そして上級の機能的・頭上動作へと進みます。器具の使用は徐々に増やし、フェーズ間の進行はカレンダーだけでなく、医療者の基準を満たすかどうかで決まります。
15週間プランの構成 このプランは15週間を4つのフェーズに分け、ケトルベル、サスペンショントレーナー、TRXを使った週2回・各30分のセッションで行います。フェーズ1では動きを保護しながら取り戻し、フェーズ2では自主運動と軽い抵抗を加え、フェーズ3では回旋腱板と肩甲骨周囲の筋力をつくり、フェーズ4では上級の機能と頭上動作のフォームを訓練します。いつ進めるかは、肩の動きの状態をもとに担当の理学療法士が判断します。
典型的なセッションの流れ 各セッションはウォームアップ、メインの運動、クールダウンの流れで行います。必要に応じて、超音波、電気刺激、キネシオテープ、水中療法、衝撃波療法などの物理療法を担当の医療者が行うこともあります。メインの運動では、ケトルベル、サスペンショントレーナー、TRXを使ってコントロールされた動きと筋力強化を行い、クールダウンではやさしいストレッチと呼吸を整える時間をとります。
ウォームアップ、メインの運動、クールダウン 振り子運動ややさしい自動介助運動など、痛みのない軽い動きから始めて肩を温めます。メインの運動では、TRXとサスペンショントレーナーで支えながらの可動域運動やローイング系の動きを行い、許可が出ればケトルベルでコントロールされた筋力強化を行います。最後に軽いストレッチとリラックスした呼吸で終えます。動きはなめらかに、心地よい範囲内で行い、負荷や姿勢の調整は担当の理学療法士に任せましょう。
進捗の記録 担当の理学療法士は、ASES、Constant-Murleyスコア、Simple Shoulder Test、痛みの評価、ゴニオメーターによる可動域測定、ハンドヘルドダイナモメトリーによる筋力測定などの評価指標を用いて進捗を記録します。これらは経時的に、また反対側の肩と比較されます。痛み、機能、難しく感じた運動についてのメモを持参し、診察のたびにプランを調整できるようにしましょう。
進行基準の使われ方 週数が経ったからではなく、特定の可動域・筋力・コントロールの到達目標など、担当の医療者の基準を満たしたときに次のフェーズへ進みます。評価指標と筋力テストは、準備ができているかを確認し、終了計画の参考にもなります。基準をまだ満たしていない場合は、先を急がず、現在のフェーズにとどまって運動を調整します。
回復とセルフケア セッションの間は、休息、睡眠、耐えられる範囲でのやさしい動きを優先しましょう。担当の理学療法士から出された自宅での運動を行い、アイシングや体位の工夫は医療者の指示がある場合のみ行ってください。運動前には肩を温め、自分のペースを守り、急に負荷を増やさないようにしましょう。痛み、腫れ、機能の変化があれば報告し、安全で効果的なプログラムを続けられるようにしましょう。
痛みの管理に関する注意と危険サイン 痛みが強くなるのを我慢して続けないでください。担当の医療者や医師の指示以上に自己判断で薬を使うことは避けてください。激しい痛みや悪化する痛み、著しい腫れ、しびれやピリピリ感、新たな筋力低下、肩が不安定に感じるなどの危険サインに注意し、これらが現れたらすぐに医療者に連絡してください。運動後の軽い痛みで治まるものはよくありますが、症状が悪化する場合は受診の目安です。
回復フェーズ
肩甲上腕リズム完整性での他動前方屈曲90度,肩甲上腕変位コントロールのある肩甲骨面で外旋30度に制限,肩代償なしでの他能動肘および手関節可動域,後方傾斜および上方回旋が可能な肩甲骨設定,棘上筋または棘下筋の能動収縮なし,修正側臥位での疼痛のない睡眠
→ 次の段階へ: フェーズ2
肩甲上腕リズム2:1での他能動前方屈曲140度,関節唇保護のある90度外転での外旋45度,肩鎖関節の安定性が維持された状態での70度までの内旋,代償的な大胸筋の収縮なく肩甲下筋の活用を行う,グレード3で重力に抗する能動的な肩甲骨の挙上、後退、下制,無痛の0度外転位での回旋腱板の等尺性収縮
→ 次の段階へ: フェーズ3
肩甲上腕関節の中心化を伴う完全自動的屈曲および外転の可動域,後方関節包の柔軟性を伴う90度外転位での60度までの外旋,肩甲上腕関節の運動学が正常化された55度までの内旋,ハンドヘルドダイナモメトリーによる棘上筋および棘下筋の回旋腱板筋力グレード4以上,適切な前鋸筋の活性化を伴う上腕挙上時の肩甲骨安定性,前肩痛のない90度肘屈曲位での上腕二頭筋腱抵抗テスト
→ 次の段階へ: フェーズ4
90度外転位での完全可動域の外旋筋力が対側の80%以上,90度外転位での内旋筋力が対側の85%以上,肩甲骨のコントロールと肩鎖関節インピンジメントのないプッシュアッププラス進行形,肩甲骨の上方回旋と適切な上腕の減速を伴うオーバーヘッド投球動作,肩甲上腕関節の5度以内の関節位置再現精度を有する固有受容感覚トレーニング,以前の活動レベルへの復帰のための退院基準を満たす機能的アウトカムスコア
→ 次の段階へ: 退院
活動復帰のマイルストーン
基本ADLが無痛
第 4 週代償なし的全方向での機能的リーチ完成可能
軽度の機能活動と而起調整
第 6 週Stage 2の上肢テンションテスト中に痛みが放散しない
中等度の活動とスポーツpecificConditioning
第 9 週上肢代償なしで移乗・移動タスク完了
スポーツ、仕事、レクリエーションへの完全復帰
第 15 週手関節と指の完全な可動域;tenodesis制限なし
注意事項
- 痛みが増したら中止する
- ウォームアップを行う
禁忌
- コンパートメント症候群
疼痛管理
- 烏口下隙および前肩への圧迫付き冷却療法
- 炎症管理のための処方通りNSAIDs薬物療法
- 機械的インピンジメントを軽減するための肩甲骨の再配置と姿勢補正
- 後方関節包および回旋腱板筋群への軟部組織モビライゼーション
- 肩甲上腕関節運動学のためのグレードI-II関節モビライゼーション
装置とモダリティ
よくある質問
セッション後の痛みはどの程度なら普通ですか?
ケトルベルやTRXは自宅で使えますか?
1週間セッションを休んだらどうなりますか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年10月6日. · 編集方針を読む