上級肩腱修復リハビリテーション
18週の上級プログラム。回復プロセスの支援にボスボール、セラピーパティ、ディップステーション、固定式サイクルマシン、足首加重具を使用します。
効果的な回復と疼痛管理のために設計された専門的なリハビリテーションプログラム。
要点一覧
- 検査部位
- 上肢 · 肩
- 傷害の種類
- 腱修復後
- レベル
- 上級
- 期間
- 18
- 週あたりのセッション数
- 3
- セッションあたりの分数
- 30
- エビデンスレベル
- 中等度
- ICD-10
- S42
- コスト層
- 中等度
プログラム概要 これは肩腱修復手術からの回復中の方を対象とした、18週間の上級肩リハビリテーションプログラムです。週3回、1回約30分で行い、ボスバルボール、セラピーパテ、ディップステーション、エアロバイク、アンクルウェイトを使用します。用手療法、回旋筋腱板・肩甲骨安定筋・上腕二頭筋の標的を絞った強化、神経筋電気刺激、不安定な面での固有受容感覚トレーニング、そして超音波や衝撃波などの組織治癒を促す治療法を組み合わせています。外科医から上級リハビリの許可を得た患者さん向けに設計されています。
対象となる方と目的 このプログラムは、肩腱修復から回復し上級段階に達した方で、主治医が修復の安定を確認した方に適しています。目的は、癒えつつある腱を守りながら、肩の動き・筋力・コントロールを取り戻し、負荷の高い日常生活やスポーツに復帰できるようにすることです。進行はカレンダーだけでなく、各段階をどのくらい無理なくこなせるかに基づいて進めます。セラピストが症状と目標に合わせてペースを調整します。
始める前に 開始前に、修復が安定しており上級の負荷が適切かどうかを外科医と理学療法士に確認してください。固定が不安定な場合は、このプログラムは適しません。用手療法、神経筋電気刺激、衝撃波や超音波はセラピストが監督する必要があります。新たな痛み、腫れ、力が抜ける感じがあれば担当医に伝えてください。鋭い痛みに踏み込まないこと、必ずウォームアップを先に行いクールダウンで終えることを守ってください。
安全上の注意と中止の目安 修復部を守る必要があるため、癒えつつある腱に負担をかける姿勢や負荷、特に腕を横に上げながら外にひねる動作の組み合わせは避けてください。急にポンと音がした、裂けた感覚、新たな激しい痛み、著しい腫れ、しびれや脱力がある場合、またはあなたとセラピストが決めた上限を痛みが超える場合は、すぐに中止して担当医に連絡してください。こうした警告サインは、無理に続けずプログラムを一時停止すべき合図です。
週ごとの構成 18週間を通じて週3回、1回約30分のセッションを予定してください。各段階は前の段階の上に積み重なります。初期は保護された動きと穏やかな筋活動、中期はコントロールされた強化と安定性の練習、後期は動的でスポーツに近いコントロールを重視します。各段階の基準を無理なく満たしたときにだけ、セラピストが次へ進めます。毎回必ずウォームアップを先に行いクールダウンで終えてください。
18週間プランの構成 このプランは、最大限に保護する段階から、上級の動的負荷へと進む複数の段階に分かれています。初期は保護された関節可動域、肩甲骨のコントロール、穏やかな等尺性運動を中心に行います。進むにつれて、筋力・持久力・バランスのためにセラピーパテ、アンクルウェイト、ディップステーション、ボスバルボール、エアロバイクが導入されます。用手モビライゼーションと組織治癒を促す治療法が各段階を支えます。セラピストは厳格なスケジュールに従うのではなく、あなたの反応に合わせてペースと運動の選択を調整します。
典型的なセッションの流れ 各セッションはシンプルな流れです。ウォームアップを行い、主要な強化とコントロールの練習をし、最後にクールダウンをします。運動の前後に用手モビライゼーションや治癒を促す治療法を加えることがあります。神経筋電気刺激は筋活動のドリル中によく用いられます。ボスバルボールでの固有受容感覚の練習と、パテ・アンクルウェイト・ディップステーションを使ったコントロールされた強化が中心です。エアロバイクは全身の循環と軽いウォームアップを支えます。クールダウンには穏やかなストレッチと落ち着かせる運動を含めます。
ウォームアップ、主要な運動、クールダウン エアロバイクを数分間行い、痛みのない軽い肩と肩甲骨の動きで組織の温度を上げることから始めます。主要な運動は、セラピーパテとアンクルウェイトを使った回旋筋腱板・肩甲骨安定筋・上腕二頭筋の運動、許可が出た場合のディップステーションでの段階的な負荷、ボスバルボールでのバランスや固有受容感覚のドリルを組み合わせます。最後に穏やかな可動域運動とストレッチでクールダウンし、症状を落ち着かせます。負荷は中程度に保ち、特に段階を進めた直後の数週間は過負荷を避けてください。
進み具合の記録 セラピストは関節可動域をゴニオメトリーで、痛みを視覚的アナログスケールで、機能をASES、Constant-Murley、UCLA肩スコアに加えて単一評価数値評価(SANE)で記録します。これらの測定は一定の間隔で繰り返し、時間の経過に伴う傾向を示します。記録は、症状を引き起こさずに筋力と動きが改善しているかを確認するのに役立ちます。自宅での症状のメモがあればセッションに持参してください。数値は判断の指針になりますが、次に進む準備ができているかについてのセラピストの判断に代わるものではありません。
進行基準の使い方 合意した痛みのない可動域の目標に達する、症状の増悪なく他動運動に耐えられる、活動制限を理解するなど、セラピストの基準を満たしたときにだけ次の段階へ進みます。初期の段階は保護と穏やかな筋活動を重視し、後の段階では負荷と動的コントロールを加えます。ASESやConstant-Murleyスコアなどの評価指標は、こうした基準を補い、改善が本物で持続するかを示します。段階を進めるかどうかは、基準とあなたの症状・目標のバランスをとりながらセラピストが決めます。
回復とセルフケア セッションの合間は肩を休め、修復部に負担をかける重い物を持ち上げたり手を伸ばしたりすることを避けてください。特に初期は、快適に眠れるよう枕で腕を支えてください。指示された穏やかな動きを続け、許可が出ればエアロバイクなどの軽い有酸素運動で適度に体を動かしましょう。スリングの使用や活動制限についてはセラピストの指示に従ってください。良い睡眠、水分補給、ペース配分が組織の治癒を支えます。症状の変化があれば早めに報告し、プランを調整できるようにしてください。
痛みの管理、休息、危険なサイン 運動後の軽い痛みはよくあることですが、痛みはすぐに落ち着き、あなたとセラピストが定めた範囲内に収まるべきです。痛み止めの判断を自分で行わず、担当医に相談してください。症状が強くなったときは無理に続けず休んでください。突然の激しい痛み、ポンという音や裂ける感覚、急な腫れ、腕の脱力、しびれ、発熱がある場合は早急に受診してください。こうした危険なサインは、運動を続ける前に速やかな評価が必要な問題を示しています。
回復フェーズ
肩甲上腕関節を回旋中立位としたアームスリング固定の維持,関節可動性を維持するための肘・手関節・手指の他動的ROM,三角筋の活動を最小限に抑えた仰臥位での肩甲骨安定化エクササイズ,二次的な頸部痛を予防するための頸椎ROM,肩甲上腕関節の保護と外転・外旋の複合動作回避に関する患者教育,数値疼痛評価スケール(NRS)にて安静時疼痛が3/10未満にコントロールされている
→ 次の段階へ: フェーズ2
衛生動作および指定されたエクササイズ時を除き、アームスリングの使用を継続,疼痛限界内での肩甲骨面上90度までの他動的前方挙上,腱へのストレスを避けた回旋筋腱板筋群の最大下等尺性運動,肩関節中立位での肩甲骨前方突起・後方牽引エクササイズ,上肢可動時の肩甲骨ディスキネジアの観察,肩甲上腕関節の外転を枕で支持した睡眠姿勢
→ 次の段階へ: フェーズ2
肩甲骨面上前方挙上100度までの漸進的他動的ROM,腕を肩甲骨面上・外転0度の位置での外旋0度,肘90度屈曲位での上腕二頭筋等尺性運動の開始,前鋸筋の賦活に焦点を当てた肩甲骨安定化の継続,肩鎖関節の圧痛および腫脹の評価,症状増悪なしに他動的肩甲上腕関節運動へ耐容できること
→ 次の段階へ: フェーズ2
疼痛なしでの他動的前方挙上120度の達成,外転0度での外旋15度、不快感は最小限,スティックまたはセラピストの誘導を用いた自動介助ROMの導入,手術修復部を保護するため、回旋筋腱板腱への負荷は引き続き制限,正常な関節窩トラッキングを確認するための肩甲上腕関節アスロキネマティクスの評価,患者が活動制限および進行基準を理解していることを確認
→ 次の段階へ: フェーズ2
肩甲骨面上での他動的前方挙上140度,0度外転位での外旋30度,耐容範囲内で自動介助ROMから自動運動への移行,複数角度での回旋筋腱板最大下等尺性運動,肩挙上動作中の肩甲骨コントロール,肩甲上腕関節可動化エクササイズによる関節唇症状の増悪なし
→ 次の段階へ: フェーズ2
代償性の肩甲骨挙上なしでの自動的前方挙上120度,外転90度での外旋45度,外転0度での内旋60度,自動介助の前方挙上および外転のためのプーリー運動の導入,1〜2ポンドまでの抵抗を用いた上腕二頭筋腱の漸進的負荷,最適な肩甲上腕同期を確認するための肩甲上腕リズムの評価
→ 次の段階へ: フェーズ2
完全挙上に近づく自動的前方挙上145度,外転90度での外旋60度,矢状面および前額面での完全な機能的ROMの達成,外転0度での軽抵抗Theraband外旋運動の開始,最小抵抗での外転0度Theraband内旋運動,機能的なリーチ動作中の肩甲骨安定化
→ 次の段階へ: フェーズ3
全方向での完全な自動ROM:前方挙上170度、外転170度、外旋90度、内旋70度,外転0度での外旋筋筋力4/5以上,挙上課題中の正常な肩甲上腕リズムの観察,後方関節包における疼痛のない肩甲上腕関節副運動,頭上動作での突出や疼痛なしにAC関節の安定性が確認されている,患者が日常生活動作での不快感は最小限であると報告
→ 次の段階へ: フェーズ3
軽抵抗(1〜3ポンド)による回旋筋腱板の漸進的筋力強化,Therabandまたはケーブルを用いた外転90度での外旋,漸進的抵抗を用いた外転90度での内旋,肩甲骨強化:ローイング、肩甲骨プレス、腹臥位Y-T-Wエクササイズ,全方向での低重量・高回数による三角筋の漸進的負荷,漸進的な肘屈曲抵抗による上腕二頭筋腱への負荷
→ 次の段階へ: フェーズ3
外転90度での外旋・内旋筋力4+/5,下部僧帽筋および前鋸筋に焦点を当てた漸進的肩甲骨強化,固有受容感覚エクササイズ:ウォールプッシュ、不安定面トレーニング,大胸筋のための抵抗を加えた前方パンチ運動の開始,小さなアーク(可動域)から開始する最大下スロープログラム,圧迫テストが陰性を維持している関節唇安定性の評価
→ 次の段階へ: フェーズ3
外転0度での回旋筋腱板外旋筋力5/5,複数角度で4+/5に近づいている内旋筋力,肩甲骨面上(scaption)肢位での棘上筋の漸進的負荷,プラス(+)バリエーションを含む腕立て伏せプログレッションの導入,反復的な機能的動作による肩関節持久力トレーニング,複合動作による上腕二頭筋腱への負荷の継続
→ 次の段階へ: フェーズ3
全テスト肢位での回旋筋腱板筋力5/5の達成,負荷挙上動作での肩甲骨コントロール,両手ドリルから開始する漸進的プライオメトリクス,後方関節包のための内旋スリーパーストレッチの開始,頭上動作によるAC関節への負荷で症状なし,機能的筋力テストが健側に接近していること
→ 次の段階へ: フェーズ4
回旋筋腱板と肩甲骨の耐久性が健側80%以内,スポーツ特有の動作を含む高度な固有感覚トレーニング,50%速度までの段階的投球プログラム,反復目標を高めた肩耐久性プロトコル,90度外転での外旋筋力、健側の90%,患者は負荷下で適切な肩甲上腕関節メカニクスを示す
→ 次の段階へ: フェーズ4
疼痛なく75%速度への投球プログラム進行,スポーツ特有の筋力・耐久性が完全に回復,回旋筋腱板の速度・パワー試験、健側85%以内,粗暴なROMでの関節唇症状の誘発なし,負荷かけたオーバーヘッド動作での肩鎖関節安定性,抵抗性肘関節屈曲・回外での上腕二頭筋腱機能正常
→ 次の段階へ: フェーズ4
機械的効率で90%投球速度への進行,片手ドリルへ進行する高度なプライオメトリックトレーニング,代償なくスポーツ特有のスキル統合,受傷前レベルに近づく耐久性試験,回旋筋腱板と肩甲骨への配慮.weight training完全復帰,主観的肩関節価値、受傷前比80%以上
→ 次の段階へ: フェーズ4
メカニクス維持ながらの全速投球プログラム,最初は管理された接触でスポーツ練習へ復帰,高要求度動作での肩機能への自信,等速性試験での回旋筋腱板筋力、健側95%,高速度オーバーヘッド動作での肩甲骨安定性,肩甲上腕関節または肩鎖関節の再発性腫脹・炎症なし
→ 次の段階へ: フェーズ4
疲労反応のモニタリングしながらの完全なスポーツ参加,回旋筋腱板・肩甲骨筋力強化のための maintenance プログラム確立,カットと投球を含む高度な敏捷性トレーニング,完全スポーツ復帰への心理的準備確認,機能評価スコア、受傷前ベースラインに近づく,維持と警告兆候に関する患者教育
→ 次の段階へ: フェーズ4
制限のない完全スポーツ・作業活動復帰,成功したリハビリテーションを文書化するアウトカム指標,回旋筋腱板・肩甲骨筋力、健側100%,肩甲上腕関節ROMまたは機能的可動性に制限なし,受傷前レベルの患者満足と自信,ホームエクササイズプログラムのアドヒアランスと進行への理解
→ 次の段階へ: 退院
活動復帰のマイルストーン
基本ADLが無痛
第 5 週上肢代償なしで移乗・移動タスク完了
軽度の機能活動と而起調整
第 8 週週5日以上のホームエクササイズプログラムへの患者遵守
中等度の活動とスポーツpecificConditioning
第 10 週眼の高さのオブジェクトへの軽いオーバーヘッドリーチを遂行可能
スポーツ、仕事、レクリエーションへの完全復帰
第 18 週軽い台所作業またはデスクワークを5分行える
注意事項
- クールダウンを行う
- ウォームアップを行う
- 過負荷を避ける
禁忌
- 不安定な固定
疼痛管理
- 運動後15-20分間の肩甲上腕部への氷パックによるクライオтерапия
- 疼痛と炎症に対する処方に従った非ステロイド性抗炎症薬の服用
- 肩ストレスを最小化するための適切なポジショニングと人間工学的教育
- 疼痛 조절을 위한 경피적 전기신경자극술(TENS)
- 後方関節包と肩甲骨周囲組織への優しい軟部組織モビライゼーション
装置とモダリティ
よくある質問
セッション後の痛みはどのくらいなら普通ですか?
ウォームアップやクールダウンを省いてもいいですか?
セッションを休んだり、進行が遅かったりしたらどうすればいいですか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
このコンテンツは一般的な情報提供・教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。医学的状態に関するご質問がある場合は必ず資格を持つ医療提供者にご相談ください。ここに記載されている内容のために専門的な医学的アドバイスを無視したり、そのせいで専門的な医学的アドバイスを受けることを遅らせたりしないでください。
医学的緊急情况可能性があると思われる場合は、すぐに現地の緊急連絡先に電話するか、最寄りの緊急治療室に直行してください。
WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年10月6日. · 編集方針を読む