上級肩腱修復リハビリテーション
懸垂用バー、フォームローラー、ダイプステーション、重りベストを使用して肩腱修復からの回復を支援する17週間の高度プログラム。回旋腱板、関節唇、肩鎖関節、上腕二頭筋腱に対処します。
疼痛管理と効果的な回復を目的とした専門的リハビリテーションプログラム
要点一覧
- 検査部位
- 上肢 · 肩
- 傷害の種類
- 腱修復後
- レベル
- 上級
- 期間
- 17
- 週あたりのセッション数
- 4
- セッションあたりの分数
- 30
- エビデンスレベル
- high
- ICD-10
- S42
- コスト層
- 中等度
プログラム概要 — 肩腱修復後の上級リハビリテーション
この17週間の上級プログラムは、回旋腱板、関節唇、肩鎖関節、上腕二頭筋腱などの肩腱修復手術から回復中で、初期の回復を終え、より負荷の高い指導下での段階的進行に進む準備ができた方を対象としています。目的は、痛みのない完全な肩の動きを取り戻し、回旋腱板と肩甲骨安定筋の筋力を再構築し、段階的な筋力強化、可動域訓練、固有感覚トレーニングを通して、自信を持って腕を機能的に使える状態に戻すことです。
始める前に
このプログラムは、理学療法士または執刀医の指導のもとで行ってください。最初の数週間は修復部を保護する必要があります。急性の炎症(進行中の腫れ、熱感、鋭い痛み)がある場合は一時中断し、続ける前に担当の医療者に確認してください。突然の鋭い痛みや悪化する痛み、新たな筋力低下、腫れ、発赤、肩が「抜ける」ような感覚が生じた場合、または安静でおさまる程度の軽い痛みを超える痛みが出た場合は、中止して医療チームに連絡してください。
週ごとの構成
この計画は17週間、週4回、1回約30分で、進行に合わせて懸垂バー、フォームローラー、ディップステーション、ウェイトベストを使用します。段階は、まず保護とやさしい動き、次に指導下での自動運動と軽い筋力強化、続いて段階的な負荷と安定性の訓練、最後により高度な筋力と機能です。担当の医療者が設定した快適さと動きの目標を満たしたときにのみ次の段階へ進むため、ペースはあなたの回復に合わせて調整されます。
典型的な1回のセッションの流れ
各セッションはウォームアップ、メイン運動、クールダウンの流れで行います。ウォームアップではフォームローラーでやさしく軟部組織をほぐし、肩の可動域を軽く動かします。メイン運動には、処方された可動域訓練と筋力強化、肩甲骨の安定化、そして許可が出た場合の懸垂バー、ディップステーション、ウェイトベストを使ったコントロールされた負荷(軽く快適な範囲内)が含まれます。クールダウンではやさしいストレッチと呼吸に戻り、肩を落ち着かせ、終始脊柱を中立位に保ちます。
進捗の記録
進行の目安として、担当の医療者が痛み、動き、腫れ、コントロールがその段階の目標を満たしているかを確認してから、負荷や新しい運動を追加します。評価指標(ASES、Constant-Murley、Simple Shoulder Testのスコア、VASによる痛みの評価、ゴニオメーターによる可動域、徒手筋力テスト)を定期的に繰り返し測定し、改善しているかを示し、安全に計画を調整します。
回復とセルフケア
不快感は休息、体位の変更、担当の医療者が指導する痛み管理の方法で対処してください。鋭い痛みを押して行ったり、急性炎症時に肩へ負荷をかけたりしないでください。運動中は脊柱を中立位に保ち、過負荷を避けます。突然の激しい痛み、新たな腫れや発赤、発熱、しびれや刺痛、肩が不安定な感覚などの危険なサインがあれば報告し、チームが速やかに再評価できるようにしてください。
回復フェーズ
肩甲上腕関節を保護した90度までの他動的前方挙上,肩甲骨面上での外旋は0度に制限,腱治癒段階による積極的回旋腱板収縮なし,安静時および療法中の疼痛3/10未満,衛生管理および療法以外のsling固定を維持,修復保護のための肩甲骨安定化運動を回避
→ 次の段階へ: フェーズ2:早期受動的・他能動補助運動
他動的な前方屈曲が110度に改善,90度外転位で15度自動外旋,肩甲下筋修復および上腕二頭筋固定の継続的保護,安静時疼痛2/10未満、活動時疼痛は管理下,肩関節およびAC関節領域の最小限の腫脹,患者は正しいsling使用と活動修正を示す
→ 次の段階へ: フェーズ2:早期受動的・他能動補助運動
他動的前方屈曲125度,他動的外旋20度,理学療法士guidanceによる自動補助運動開始,全運動中の痛み 2/10 未満,AC関節または上腕二頭筋腱挿入部の刺激なし,肩甲骨可動性評価で代償パターンなし
→ 次の段階へ: フェーズ2:早期受動的・他能動補助運動
受動的前方屈曲140度,90度外転位で30度自動外旋,安静時および機能的活動中の疼痛2/10未満,疼痛flare-upなしでの日常生活活動の良好な耐容性,回旋腱板再断裂または関節唇損傷の兆候なし,患者は運動時の注意事項の理解を示す
→ 次の段階へ: フェーズ2:早期受動的・他能動補助運動
自動補助的前方屈曲145度,90度外転位での自動補助的外旋40度,理学療法士の助力による自動的内部回旋の開始,全可動域で疼痛2/10未満,正しいメカニクスで肩甲骨後退運動を開始,無痛での中立位でのローテーターカフ等尺性収縮
→ 次の段階へ: フェーズ2:漸進的動作
仰臥位での完全他動的前方屈曲,外転90度での外旋45度,上腕二頭筋腱保護ながら自動的肘関節屈曲を開始,運動中疼痛1/10未満,関節唇損傷を示唆するクリック音やキャッチ感なし,他動運動中の良好な肩甲上腕リズム
→ 次の段階へ: フェーズ2:漸進的動作
160度までの他能動的前方屈曲,90度外転位での外旋55度,側臥位での他動的外旋を開始,無痛での完全自動的肘関節屈曲および前腕的回内,全平面での無痛の肩関節可動域,伏臥位への肩甲骨安定化運動の進展
→ 次の段階へ: フェーズ3:筋力強化
160度以上の完全自動的前方屈曲,90度外転位での外旋60-70度,自動的可動域が他動的可動域と等しい,上腕二頭筋収縮に対する抵抗運動で疼痛なし,全運動中の良好な肩甲骨コントロール,軽度の機能的活動に対して許可
→ 次の段階へ: フェーズ3:筋力強化
無痛での外旋抵抗2ポンド,抵抗に対する内部回旋を開始,サブスカピュアリスの強化を等尺性から等他張性へ進展,抵抗バンドによる肩甲骨強化,代償なしでの完全可動域の維持,筋力強化運動で疼痛2/10未満
→ 次の段階へ: 第3相:漸進的筋力強化
外旋抵抗を3-4ポンドに増加,全方向での完全ローテーターカフ筋力強化,抵抗を使用して上腕二頭筋強化を進行,ダンベルを用いた肩甲骨筋力強化を開始,头上方活動で疼痛なし,ローテーターカフと肩甲骨の良好な筋持久力を実証
→ 次の段階へ: 第3相:漸進的筋力強化
5ポンド以上の抵抗での外旋および内旋,壁と床での腕立て伏臥台の進展,不安定な面での固有受容覚運動,肩持久力テスト改善,頭上活動時のAC関節疼痛なし,患者は最小限から肩の不快感なしと報告
→ 次の段階へ: Phase 3:高度筋力強化
徒手筋力テストで腱板筋力4/5,機能的運動時の肩甲骨コントロール,肩のための爆発力トレーニングを開始,急速運動での関節唇症状なし,全面で完全無痛可動域,患者は正しい肩メカニクスを実証
→ 次の段階へ: Phase 3:高度筋力強化
MMTによる腱板筋力 4+/5,健側の80%以内の肩持久力,高度な肩甲骨安定化を達成,最大レベルの抵抗トレーニングで疼痛なし,上腕二頭筋の筋力が健側と同等,患者がスポーツ特異的漸進の用意完了
→ 次の段階へ: 第4段階:活動への復帰
ローテーターカフ徒手筋力テスト 5/5,完全なスポーツ特異的関節可動域達成,肩固有感覚が正常範囲内,头上方活動での疼痛または不安感なし,患者は正しい投球メカニクスを実証,軽いスポーツ特有活動に対して許可
→ 次の段階へ: フェーズ4:スポーツ特異的トレーニング
疼痛なしで投球速度75%まで耐容,急激な動作での関節唇症状の再発なし,誘発試験で疼痛なしの肩鎖関節安定,不舒服なしでの上腕二頭筋腱荷重耐性,ベースラインの80%での肩パフォーマンステスト,患者は肩機能への自信を報告
→ 次の段階へ: フェーズ4:スポーツ特異的トレーニング
症状なしで投球速度90%まで耐容,制限なく完了した完全なスポーツ特有トレーニング,パフォーマンスに影響する肩疲労なし,競技復帰許可保留中,健側の90%での肩持久力,患者は代償パターンなしを実証
→ 次の段階へ: フェーズ4:競技復帰
制限なしの完全スポーツ復帰,肩の筋力および持久力が傷害前状態と等しい,競技活動での疼痛、不安感または動揺なし,ストレス下での肩機能について患者が自信あり,アウトカム指標が退院基準を満たす,自宅維持プログラムの確立
→ 次の段階へ: 退院
活動復帰のマイルストーン
基本ADLが無痛
第 5 週代償なし的全方向での機能的リーチ完成可能
軽度の機能活動と而起調整
第 7 週Stage 2の上肢テンションテスト中に痛みが放散しない
中等度の活動とスポーツpecificConditioning
第 10 週上肢代償なしで移乗・移動タスク完了
スポーツ、仕事、レクリエーションへの完全復帰
第 17 週手関節と指の完全な可動域;tenodesis制限なし
注意事項
- 過負荷を避ける
- ニュートラルスパインを保つ
禁忌
- 急性炎症
疼痛管理
- クライザーシング:セッション後15-20分、および必要に応じて疼痛管理のための氷帖
- 炎症に対する処方通りの非ステロイド性抗炎症薬
- 理学療法機器:疼痛調節と筋活性のための電気刺激
- ポジショニング:疼痛を最小限にするための運動中の適切なポジショニングとサポート
- 活動修正:疼痛増悪を避けるための漸進的進展
装置とモダリティ
よくある質問
調子が良ければ、難しい運動へ先に進んでもよいですか?
セッションで長引く痛みが出たらどうすればよいですか?
途中で可動域や筋力が落ちるのは普通ですか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年10月6日. · 編集方針を読む