中級 手関節・手部骨折後リハビリテーション
ケトルベルとエリプティカルを使用し、回復プロセスをサポートする16週間の中級者向けプログラム。
効果的な回復と疼痛管理を目的としたプロフェッショナルなリハビリテーションプログラム
要点一覧
- 検査部位
- 上肢 · 手首・手
- 傷害の種類
- 骨折後
- レベル
- 中級
- 期間
- 16
- 週あたりのセッション数
- 4
- セッションあたりの分数
- 60
- エビデンスレベル
- 中等度
- ICD-10
- S62
- コスト層
- 中等度
プログラムの概要
この16週間の中級手首・手のリハビリテーションプログラムは、手首の骨折から回復し、初期の治癒期を過ぎて動きと筋力の再構築を始める準備ができた方を対象としています。目標は、リハビリ担当の医療者による監督のもと、手首の動き、握力、日常の手の機能を安全に段階的に回復させることです。担当の医療者が、あなたの骨折の状態や治癒に合わせて計画を調整します。
始める前に
このプログラムは必ず担当の医療者の承認を得てから始めてください。特に骨折が最近の場合や、著しい筋萎縮がある場合はより慎重な対応が必要です。手首への過負荷を避け、運動中は背骨を中立位に保ち、終了後は必ずクールダウンを行ってください。鋭い痛みや悪化する痛み、新たなしびれや感覚異常、増え続ける腫れ、手首の変形が見られる場合は、中止して担当の医療者に連絡してください。
週ごとの構成
この計画は16週間、週4回、1回約60分で、ケトルベルとエリプティカルを使用します。最初の数週間は手首を保護しながら動きに取り組みます。中間の週では穏やかな動き、握る動作、軽い筋力強化を徐々に加えます。後半の週ではより完全な可動域と実用的な握力の獲得を目指し、常に骨折の治癒状況に関する担当の医療者の評価に基づいて進めます。
一般的なセッションの流れ
各セッションはウォームアップ、メインの運動、クールダウンの流れで行います。軽いエリプティカルでのウォームアップで血液循環を高めてから手と手首の運動を行います。指示に従い、運動前に温罨法を用いることもあります。メインの運動には、自動運動、穏やかな筋力強化、軟部組織と関節へのアプローチ、指示に応じた握力トレーニングやNMES(神経筋電気刺激)が含まれます。穏やかなストレッチでクールダウンし、推奨される場合は運動後にアイシングを行います。
進捗の記録
担当の医療者は各段階の進行基準を用いて、決められた日程に従って先に進むのではなく、次に進む準備ができたかを判断します。Jamar握力計、手首の可動域ゴニオメトリー、Purdue Pegboard、9-Hole Peg Test、Boston Carpal Tunnel質問票、Michigan Hand質問票などの評価指標で経時的な変化を記録し、調整の指針とします。
回復とセルフケア
痛みを十分にコントロールし、鋭い痛みに踏み込まないようにしてください。手首に不快感があるときは休め、装具(スプリント)の使用に関する指示に従ってください。しびれの増加、親指の筋力低下、腫れの拡大、治まらない痛みなどの危険な兆候に注意し、担当の医療者に報告してください。継続的な穏やかな練習と十分な休息が治癒を助けます。
回復フェーズ
橈骨遠位端骨折の安定性のためのサムスピカスプリントで手関節中間位,浅指屈筋と深指屈筋内の腱滑りを維持するための手指屈曲・伸展運動,安静時疼痛 <3/10で管理されている,自動的手関節運動禁止 - 厳密に固定,挙上および圧迫包帯による浮腫管理,手指の感覚正常 - 正中神経圧迫徴候なし
→ 次の段階へ: フェーズ2 - 早期保護的可動性
スプリントの完全性維持 - 臨床検査での橈骨/尺骨変位なし,A1プーリーでの屈筋腱癒着予防のための手指ROM継続,手根管症候群モニタリング中 - 母指球筋力低下なし、痺れなし,スプリント装着下的手背伸筋等尺性収縮(橈側手背伸筋/尺側手背伸筋),前腕回内/回外50%制限 - 橈骨遠位端骨折治癒中,外科的アプローチ使用時瘢痕組織評価 - 創傷治癒進行中
→ 次の段階へ: フェーズ2 - 早期保護的可動性
手関節掌屈20度制限、回外/回内45度,橈腕関節の優しいモビライゼーション - 関節包パターンを評価,屈筋腱滑动練習 - 鈎拳位、直拳位,握力>対側30%(ジャマー筋力計使用),受動的手背屈30度以上で疼痛なし,手根管予防のための正中神経滑动練習
→ 次の段階へ: 段階3 - 制御された運動
手関節ROM掌屈30度、背屈20度達成,回内/回外60度機能的範囲,握力対側40% - 母指球・対立筋の活動,橈骨遠位端骨折部位に圧痛なし,手背伸筋強化 - 橈側手背伸筋長頭/短頭,感覚検査正常 - 正中神経、橈骨神経、尺骨神経機能正常
→ 次の段階へ: 段階3 - 制御された運動
手関節掌屈45度、背屈35度 - 中手骨間関節・橈腕関節運動,回内/回外75度 - 遠位橈尺関節機能,握力対側50% - 内在筋力改善中,抵抗性手背屈で疼痛なし(尺側手背伸筋),手根管症候群なし - 手根管ティネル徴候陰性,前腕筋力MMT 4/5
→ 次の段階へ: 段階3 - 制御された運動
手関節掌屈50度、背屈40度機能的範囲内,握力対側55% - 指屈筋腱の弾力性,抵抗下での前腕回外/回内全可動域 - 上腕二頭筋・三頭筋の協調,橈屈15度、尺屈20度 - 中手骨間関節の可動性,日常生活動作での疼痛なし,手関節掌屈筋強化開始 - 橈側掌屈筋
→ 次の段階へ: 段階3 - 制御された運動
手関節ROM機能的範囲に近い - 掌屈55度、背屈45度,握力対側60% - 浅指屈筋/深指屈筋腱の完全性,回内/回外85度 - 遠位橈尺関節の安定性,抵抗性手関節掌屈で疼痛なし - 尺側掌屈筋の活動,橈腕関節のクリック音・軋音なし,タッチタイピング再開 - 正中神経機能正常
→ 次の段階へ: 第4段階 - 筋力強化
機能的手関節ROM達成 - 掌屈60度、背屈50度,握力対側65% - 母指球筋力4/5,尺屈/橈屈ほぼ全可動域 - 手根間靭帯の完全性,軽いADLに制限なし,前腕回外/回内全可動域・疼痛なし - 橈骨遠位端骨折の臨床的骨癒合,手根安定性テスト陰性 - 舟状月状骨間・リスフラン関節弛緩なし
→ 次の段階へ: 第4段階 - 筋力強化
握力対側70% - 漸進的抵抗運動,手関節掌屈/背屈筋力MMT 4/5 - 橈側掌屈筋/橈側背屈筋長頭/短頭,抵抗下回内/回外 - 回外筋・回内筋,巧緻動作テスト改善中 - パデュー inúmerボード機能的,5kg以下の重量挙げで疼痛なし,手根管症候群なし - 神経伝導速度検査も施行なら改善中
→ 次の段階へ: 第4段階 - 筋力強化
握力対側75% - ジャマー値損傷前近くに回復,手関節固有感覚訓練 - 関節位置覚,抵抗下橈屈/尺屈 - 尺側手背伸筋,指掌屈筋力対側80% - 浅指屈筋/深指屈筋腱の負荷耐性,functional taskで疼痛なし,前腕回外/回内筋力5/5
→ 次の段階へ: 第4段階 - 筋力強化
握力対側80% - 職場復帰活動進行中,手関節掌屈/背屈持久力訓練 - 10回以上反復可能,巧緻動作ほぼ正常 - 箱・ブロックテスト改善中,橈骨遠位端骨折部位に圧痛なし - 骨癒合,最大握力対側70% - 母指球・対立筋の協調,必要なら職業的要件として軽い工具使用許可
→ 次の段階へ: フェーズ5 - 機能復帰
握力対側85% - 抵抗運動漸進中,機能的筋力での全手関節ROM,最大握力対側80% - 手筋力計測定,中程度のADLに制限なし,手根安定性維持 - 不安定性の徵候なし,該当する場合、軽い業務への復帰
→ 次の段階へ: フェーズ5 - 機能復帰
握力対側90% - 損傷前レベルに近い,高度巧緻動作テスト - 9穴パールテスト正常,手背屈/掌屈筋力5/5 - 完全復帰,5-10kgの重量挙げで疼痛なし,該当すればスポーツpecific練習 - 握力が必要な活動,固有感覚100% - 両側関節位置覚同等
→ 次の段階へ: フェーズ5 - 機能復帰
握力対側95% - 機能的回復達成,許可なら職業/スポーツへの完全復帰,重いADLに制限なし,手関節持久力テスト正常,手根管症候群消失 - 母指球の筋内容量正常,活動関連腫脹なし
→ 次の段階へ: フェーズ5 - 機能復帰
握力対側と同等,全方向の無痛性全可動域,完全な労働義務への復帰 - 重いものの持ち上げ許可,正中神経症状なし - 感覚正常,手関節安定性確認 - クリック/膝崩れなし,完全復帰に対する心理的準備
→ 次の段階へ: フェーズ5 - 機能復帰
完全な機能的復帰 - 全パラメータが対側と同等,握力対側100% - 損傷前ベースライン,制限なしの全手関節・前腕ROM,最大努力時の疼痛なし,患者を維持プログラムへ移行,アウトカム測定値の記録完了 - 最終評価完了
活動復帰のマイルストーン
基本ADLが無痛
第 4 週運動進行後48時間のフォローアップで疼痛増加なし
軽度の機能活動と而起調整
第 7 週ADL完了に十分な肘屈曲・伸展範囲
中等度の活動とスポーツpecificConditioning
第 9 週肩甲骨胸郭リズム正常化:壁伏臥撑での翼状肩甲骨なし
スポーツ、仕事、レクリエーションへの完全復帰
第 16 週ローテーターカフ筋力:_make testでの棘上筋Grade ≥ 4/5
注意事項
- 過負荷を避ける
- クールダウンを行う
- ニュートラルスパインを保つ
禁忌
- 高度な筋萎縮
- 新鮮骨折
疼痛管理
- クライオtherapy(セッション後氷パック15-20分)
- 処方に基づく非ステロイド性抗炎症薬の投与
- 正中神経に対する経皮的神経電気刺激(TENS)
- 前腕屈筋群/伸筋群への軟部組織モビライゼーション
- 手関節包への関節モビライゼーションおよび手技療法
装置とモダリティ
よくある質問
手を正常に使えるようになりますか?
調子が良くなったら装具を外してもいいですか?
セッション後に多少の筋肉痛があるのは普通ですか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
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WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年10月6日. · 編集方針を読む