初級手関節・手部術後リハビリテーション
バランスボードと足首サポーターを使用し、回復プロセスをサポートする18週間の初心者向けプログラム。
効果的な回復と疼痛管理のために設計された専門的なリハビリテーションプログラム。
要点一覧
- 検査部位
- 上肢 · 手首・手
- 傷害の種類
- 術後
- レベル
- 初級
- 期間
- 18
- 週あたりのセッション数
- 3
- セッションあたりの分数
- 60
- エビデンスレベル
- 中等度
- ICD-10
- S62
- コスト層
- 中等度
プログラム概要 これは、手術後の手首と手のための、指導のもとで行う初心者向けリハビリテーションガイドです。18週間、週3回、1回約60分で行われ、手術で修復した部分を守りながら、やさしく段階的に動かすことで、可動域、筋力、機能の回復を目指します。
このプログラムの対象者と目的 このプログラムは、手首または手の手術から回復中で、主治医と療法士から構造化されたリハビリテーションを始めてよいと許可された成人を対象としています。目的は、治癒中の組織を初期に守り、その後、手首と手の動き、握力、感覚、そして日常動作への自信を徐々に取り戻していくことです。
始める前に 主治医と理学療法士の許可なく始めないでください。記載されている器具(バランスボード、足首用装具)は手首・手のプログラムには合いません。担当の医療者に正しい器具を確認してもらい、この計画をあなたの手術に合わせて調整してもらってください。すべての治療法と運動は、医療者の監督のもとで行う必要があります。
安全上の注意と中止すべきとき 担当の医療者が、固定が不安定な状態、急性の炎症、コンパートメント症候群がないかを確認します。これらがある場合は、一部の活動を避ける必要があります。痛みの増加、腫れ、発赤、熱感、発熱、しびれ、新たな脱力、前腕の締めつけ感がある場合は、中止して担当の医療者に連絡してください。
週ごとの構成 18週間にわたり、週3回、1回約60分のセッションを予定してください。セッションはウォームアップ、メインの運動、クールダウンの流れで進みます。進み方はゆるやかで、カレンダーだけでなく、担当の医療者が定める段階の基準を満たすかどうかによって決まります。
18週間の計画の構成 初期の週は、創の治癒、腫れのコントロール、手首を中間位に保つこと、手指のやさしい動きなど、保護に重点を置きます。中間の週では、保護しながらの手首の動きと、軽い筋の再教育を加えます。後半の週では持久力と実用的な握力を高めます。ペースは療法士が調整し、この計画の器具が手首・手のリハビリに適しているかを確認する必要があります。
典型的なセッションの流れ 各セッションは、やさしい準備、手首と手に焦点を当てた運動、落ち着いた締めくくりで構成されます。療法士が姿勢を指導し、症状を観察し、処方された場合にのみ治療法を行います。バランスボードと足首用装具は手首・手のリハビリでは標準的ではなく、担当の医療者が特に指示しない限り使用しないでください。
ウォームアップ、メインの運動、クールダウン ウォームアップには、指示に応じてパラフィン浴ややさしい手指の運動が含まれることがあります。メインの運動には、監督下での関節可動域運動、腱の滑走運動、軽い握力課題、そして医療者の指示による超音波、NMES、TENS、温冷交代浴などの治療法が含まれます。クールダウンには、やさしいストレッチ、挙上、休息が含まれ、負荷をかけすぎないようにします。
進み具合の記録 療法士は、創の治癒、痛み、腫れ、手首と手指の動き、握力とつまみ力、感覚、そしてMHQやBCTQなどの質問票を記録します。これらの指標が、安全な進行の目安となり、問題を早期に見つける助けになります。
進行基準の使い方 痛みがコントロールされている、腫れが減っている、動きが改善している、感覚が保たれているなど、特定の兆候が満たされたときに、担当の医療者は次の段階へ進めます。ダイナモメトリーやゴニオメトリーなどの評価結果が、こうした判断を支えます。決して自己判断で進めないでください。進行は個別に合わせて行われます。
回復とセルフケア セッションの間は、自宅でのプログラムを守り、指示に従って手を挙上し、切開部を保護してください。アイスパックや温冷交代浴は指示された場合にのみ使用してください。疲れたら休み、背骨を中間位に保ち、症状の変化は速やかに報告してください。
痛みの管理の注意と危険なサイン 薬は処方されたとおりにのみ服用してください。手首に負荷をかけすぎないようにし、痛みが急に強くなる活動は中止してください。激しい痛み、広がる発赤、発熱、指が冷たいまたは青白い、突然のしびれがある場合は、重い合併症のサインかもしれないため、緊急の受診をしてください。
回復フェーズ
手術創/創部は一次治癒の所見を示し、感染の兆候なし,処方薬により安静時疼痛がコントロールされている(VAS ≤3/10),手関節・手部の腫脹測定値が健側比2cm未満の増加,手術プロトコルに準じ、手関節ROMは中間位(0°)の屈曲/伸展に制限,手指のROMが維持され、MCP・IPの完全屈曲が可能,正中神経および尺骨神経の感覚が保全されているか、ベースラインから改善傾向
→ 次の段階へ: 早期保護運動期
縫合糸が保持されたまま創部の治癒が継続,回内/回外0°、肘屈曲位で手関節屈曲15°まで許可,抵抗なしで完全握拳まで手指屈曲が可能,放散症状なしに正中神経スライディング運動を開始,橈骨動脈・尺骨動脈の拍動良好、毛細血管再充満2秒未満,患者は независимな домашняя программа упражненийの遵守を実証
→ 次の段階へ: 早期保護運動期
手関節屈曲30°、伸展15°へ拡大,前腕回内70°、回外70°,腱の全滑走域を通じた手指の自動屈曲・伸展,握力が健側の30%以上で測定可能(ダイナモメーター使用),手根管症状(正中神経支配域のしびれ/チクチク感)の改善,遠位橈尺関節痛のない橈尺関節安定性の維持
→ 次の段階へ: 中間運動フェーズ
手関節屈曲45°、伸展30°,橈屈15°、尺屈20°,触診により手関節屈筋・伸筋の筋収縮が確認されている,手関節背側関節包の柔軟性の改善,感覚検査:指先の二点識別距離6mm以下,遠位橈骨・尺骨部の圧痛の軽減
→ 次の段階へ: 中間運動フェーズ
手関節屈曲55°、伸展45°,前腕完全回内(80°)・回外(80°),握力、健側の50%以上に改善,PIP・DIP関節屈曲が健側との差10°以内,手関節屈曲/伸展の抵抗運動時疼痛が2/10以下,臨床所見で手根骨の不安定性の徴候なし
→ 次の段階へ: 筋力強化期
手関節屈曲60°、伸展50°,橈屈20°、尺屈30°,手関節屈筋腱(橈側手根屈筋・尺側手根屈筋)筋力3/5,手関節伸筋腱(長・短橈側手根伸筋・尺側手根伸筋)筋力3/5,豆状骨・舟状骨領域の圧痛の消失,軽いADL活動のための手の機能的使用
→ 次の段階へ: 筋力強化期
手関節フルROMの獲得(屈曲70°、伸展60°、偏位各20°),握力≥対側の70%,ピンチグリップ(キーピンチ、三指ピンチ)が健側の60%以上,手関節屈筋・伸筋筋力4/5,検査上月状骨-三角骨不安定性および舟状骨-月状骨不安定性なし,有頭骨・有鉤骨の位置の安定
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
持久力テスト:最大筋力の50%で30秒間の持続握力,手関節屈筋・伸筋筋力4+/5,抵抗下での完全な回外・回内筋力,活動による正中神経・尺骨神経症状の誘発なし,回旋で遠位橈尺関節が無痛,軽い作業業務への復帰許可
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
握力が健側の85%以上,ピンチ力が健側の80%以上,手関節屈筋/伸筋のピークトルクが健側の80%,固有受容感覚テスト:手関節位置覚の誤差5°以内,三角線維軟骨複合体(TFCC)の安定性が確認されている,機能的活動における制限なし
→ 次の段階へ: 活動復帰フェーズ
握力が健側の90%以上(差5kg以内),全手関節 ROM は反対側と同等,手関節屈筋・伸筋筋力 5/5,最大握力時および反復動作時の疼痛なし,制限のない仕事およびレクリエーション活動への復帰が承認された,治療結果への満足と受傷前機能レベルへの復帰
→ 次の段階へ: 退院
活動復帰のマイルストーン
基本ADLが無痛
第 5 週握力(Dynamometryによる)は無影響側の50%以上
軽度の機能活動と而起調整
第 8 週ローテーターカフ筋力:_make testでの棘上筋Grade ≥ 4/5
中等度の活動とスポーツpecificConditioning
第 10 週機能的リーチ位で≤ 2kgの軽い負荷を持続可能
スポーツ、仕事、レクリエーションへの完全復帰
第 18 週代償なし的全方向での機能的リーチ完成可能
注意事項
- クールダウンを行う
- 過負荷を避ける
- ニュートラルスパインを保つ
禁忌
- 不安定な固定
- 急性炎症
- コンパートメント症候群
疼痛管理
- 運動後の手関節・手指へのアイシング(冷療)を15〜20分実施
- 処方に基づく非ステロイド性抗炎症薬の投与
- 前腕屈筋/伸筋群への優しい軟部組織モビライゼーション
- 正中神経・尺骨神経・橈骨神経に対する神経スライディング運動
- 手関節屈曲/伸展への負荷を避けるための姿勢・作業環境(エルゴノミクス)指導
装置とモダリティ
よくある質問
体調が良ければセッションを飛ばしてもいいですか?
18週目までに元通りになりますか?
運動後に少し痛みがあるのは普通ですか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
このコンテンツは一般的な情報提供・教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。医学的状態に関するご質問がある場合は必ず資格を持つ医療提供者にご相談ください。ここに記載されている内容のために専門的な医学的アドバイスを無視したり、そのせいで専門的な医学的アドバイスを受けることを遅らせたりしないでください。
医学的緊急情况可能性があると思われる場合は、すぐに現地の緊急連絡先に電話するか、最寄りの緊急治療室に直行してください。
WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年10月6日. · 編集方針を読む