上級 手関節・手腱修復リハビリテーション
23週間にわたる上級者向けプログラムで、テニスボール、固定式自転車、バランスマット、抵抗バンド、TRXを使用して回復プロセスを支援します。
効果的な回復と疼痛管理のために設計された専門的なリハビリテーションプログラム。
要点一覧
- 検査部位
- 上肢 · 手首・手
- 傷害の種類
- 腱修復後
- レベル
- 上級
- 期間
- 23
- 週あたりのセッション数
- 4
- セッションあたりの分数
- 20
- エビデンスレベル
- high
- ICD-10
- S62
- コスト層
- 中等度
プログラム概要 この23週間の本格リハビリガイドは、手首・手指の腱修復手術後の回復を目的としています。週4回、1回約20分を目安に、テニスボール、レジスタンスバンド、バランスパッド、エアロバイク、TRXなど身近な器具を使います。全期間を通じて、理学療法士と密に連携してください。
対象者と目的 このプログラムは、手術で修復した手首または手指の腱について高度なリハビリを許可され、筋力・関節可動域・日常の機能を高めようとしている人のためのものです。目的は、どの段階でも治りかけの腱を守りながら、手首や手指の動き、握力、つまみ、細かい動作を、徐々に安全に回復させることです。
始める前に どんな運動を始める前にも、執刀医と理学療法士から許可を得てください。重度の骨粗鬆症、強い炎症、強い痛みがある場合は始めないでください。これらはいったん休んで主治医に相談するべき理由です。まず理学療法士に副木、創、腫れ、感覚を確認してもらってください。副木の使い方や活動制限の指示は必ず厳守してください。
安全上の注意と中止すべき時 手術後の修復部は、はじめのうちは保護が必要です。指の動きが急に失われる、弾ける音、痛みが増す、新しいしびれ、赤みが広がる、創が開く、腫れがどんどん増すなどの異常があれば、すぐに中止し、主治医に連絡してください。鋭い痛みを我慢して運動を続けたり、無理にストレッチしたりしないでください。修復部に負荷をかけすぎないよう注意し、すべての運動中は背骨を自然で楽な姿勢に保ってください。
週間の組み立て 23週間、週4回、1回約20分を実施します。計画は、早期の保護、保護下での関節可動域訓練、その後の段階的な筋力強化と機能訓練という段階を経て進みます。どの段階へ進むかは、腱の治り具合と各段階の準備できたサインを踏まえて理学療法士が判断します。器具は、進むにつれてやさしい動き、筋力強化、バランス訓練を支えるために使います。
23週間の計画の進め方 最初の数週間は保護を重視し、副木のケア、腫れの管理、やさしい他動的な動きを行います。次に保護下での動きでは、軽い自動運動や介助付きの動きを始めます。後半の段階では、徐々に負荷を高める運動、関節モビライゼーション、傷あとケア、実際の動きに近づけた課題を加えます。進む時期は理学療法士が治癒のサインと進歩から判断し、カレンダーだけで判断しません。安全のためにスケジュールは調整されることがあります。
一般的な1回のセッションの流れ 毎回、準備体操、メインワーク、クールダウンの順に進めます。最初はエアロバイク(上肢用)で軽くこぐ、または手の軽い動きなどを行い、腱を滑らせる運動、バンドやテニスボールでの筋力強化、理学療法士による関節可動域訓練、指示があれば傷あとケアを行います。クールダウンでは、やさしいストレッチと挙上(患部を高くして腫れを抑える)を行います。バランスパッドやTRXは、理学療法士の指示がある段階で、体を支えながら安定性を高めるために加えることがあります。
準備体操・メインワーク・クールダウンのパターン 最初に、エアロバイクの軽いペダリングや、指・手首のやさしい動きなど数分間行います。メインワークでは、腱滑り運動、バンドやテニスボールを用いた段階的な負荷、理学療法士による関節モビライゼーションと傷あと管理を含みます。最後は、ゆっくりとしたやさしいストレッチ、腫れのための挙上、リラックスした呼吸で終えます。バランスパッドやTRXは、理学療法士の指示がある場合のみ使用してください。
回復の記録 理学療法士は、PRWEとDASHといった質問紙、握力計による握力・つまみ測定、手首の可動域、細かい動作を評価する9-Hole Peg Test(9ピンテスト)などで回復を追跡します。これらは回数を重ねるごとに比較し、必要に応じて健側(反対側)の値も比べます。通院の間で痛み、腫れ、機能に変化があった場合は必ず報告してください。計画が安全で効果的に保たれるようにするためです。
段階を進むための基準の使い方 理学療法士が確認する準備のサインを満たした場合にのみ、次の段階へ進みます。たとえば、腫れが抑えられている、創が安全に治っている、制限の範囲内で痛みなしに動ける、腱がスムーズに滑る、神経機能の安定などです。アウトカム指標も進歩の確認に使います。この段階的な方法で修復部を守ります。勝手に先へ進まないでください。進んで安全かどうかは医師または理学療法士が判断します。
回復とセルフケア 休息、挙上、圧迫で腫れを管理してください。理学療法士や主治医の指示に従ってください。副木の指示を守り、創を清潔に保ち、許可されるまでは重い物を持ち上げたり強く握ったりしないでください。セッションは、過度に筋肉痛や疲労が残らないよう間隔を調整してください。活動中は背骨を自然な姿勢に保ってください。教えられたやさしい傷あとケアやストレッチは、治癒を支えます。不安な点は勝手に判断せず、理学療法士に聞いてください。
痛み管理の注意点と危険サイン 休むと収まる程度の軽い痛みはよくありますが、鋭い痛みや悪化する痛みは警告です。強い痛みを我慢して運動で克服しようとはしないでください。医師に相談せず、抗炎症薬や痛み止めを使うのは避けてください。急な動きの喪失、弾ける音、発熱、赤みが広がる、創が開く、新しいしびれなどがあれば、早めに医療機関を受診してください。問題を示す可能性があり、迅速な対応が必要です。
回復フェーズ
感染・離開の兆候なしでの手術創治癒進行,挙上・圧迫包帯による浮腫管理、患側でない手首との周径差2cm未満,中立位から20度伸展で手を保持する添え木が指示通り着用され完全,抵抗なしで添え木耐容範囲内の他動的手指屈曲・伸展実行,指尖で6mm未満の正常な两点識別による正中神経知覚機能保持,修復屈伸腱保護のための自動的手指屈曲・伸展なし
→ 次の段階へ: 早期保護運動期
縫合・ 스테이플完全による創傷閉鎖持続,疼痛なく達成された手関節他動的可動域:屈曲20度、伸展20度、橈屈曲10度、尺屈曲10度,添え木内での滑らかな腱滑動示す手指腱滑り運動開始、引っかかりなし,完全屈曲・伸展への他動的手指運動で疼痛増悪なし,正中神経領域の痺れ悪化のない手根管症状の安定,ベースライン比較のための患側でない手の握力:10%対称性以内が目標
→ 次の段階へ: 早期保護運動期
治療セッション中の添え木除去への医師許可,手関節自動補助可動域:屈曲30度、伸展30度達成,手指MCP屈曲90度、PIP屈曲100度、DIP屈曲70度達成,腱断裂徵候なし:自動的手指屈曲・伸展の突然の消失なし,優しく触知で移動性あり、下面組織への癒着50%未満,骨折部または修復部位の触診で橈骨・尺骨遠位端が安定し痛みがない(該当する場合)
→ 次の段階へ: 早期保護運動期
手関節の自動ROM:屈曲45度、伸展45度を独力で達成,指先が掌紋に触れる完全な複合握りが可能,正中神経ニューロダイナミックテスト陰性:肘関節屈曲90度で症状再現なし,手関節屈筋・伸筋腱の触診でベースライン比30%未満の痛み再現,機能的巧緻性を9穴ペグテストで非受灾側時間の150%以内で評価,握力をダイナモメーターで非受灾側の15%として測定
→ 次の段階へ: 早期運動期
手関節橈屈曲15度、尺屈曲25度を達成,DIP/PIP関節における手指伸展ラグが10度未満,手根管症状誘発テスト陰性:手関節屈曲60秒で異常知覚の変化なし,手関節屈筋群の筋力MMTGrade 3/5(重力に対抗し抵抗を加えられる),手関節伸筋群の筋力MMTGrade 3/5,手関節の他動ROMが自動ROMの10度以内であり、軟部組織の伸張性が確認される
→ 次の段階へ: 早期運動期
手関節屈曲60度、伸展60度を達成,いずれの関節においても伸筋ラグのない手指の完全屈曲・伸展,握力が非受灾側の25%に改善,拇指球・对小指球の筋トーヌスが痙性なく正常化,遠位橈尺関節の回旋:回外70度、回内70度を達成,2ポンドの抵抗での手関節屈曲または伸展抵抗運動で痛みなし
→ 次の段階へ: 早期運動期
手関節ROM:屈曲70度、伸展70度、橈屈曲20度、尺屈曲30度,握力が非受灾側の35%に改善,つまみ力:キー掴み4kg、 chuck掴み3kgを達成,修復部位の圧痛が触診時VAS3/10未満に軽減,モノフィラメントテストで5本の指先すべてに正常な感覚回復を確認,手根管誘発テスト陰性:手根管でのチネル徴候なし
→ 次の段階へ: 中間期
手関節ROMが機能的域に近づく:屈曲75度、伸展75度,Jamarダイナモメーターでの握力:非受灾側の40%,指先が掌紋に継続的に触れる完全な握り,腱の癒着なし:完全な複合運動での滑らかな手指屈曲・伸展,手関節屈筋・伸筋の持久力:2ポンドを30秒間保持可能,Patient-Rated Wrist Evaluationで主観的硬直の軽減を報告
→ 次の段階へ: 中間期
手関節ROM:屈曲80度、伸展80度、橈屈曲20度、尺屈曲35度,握力が非受灾側の50%,洗发や刷牙などの機能的活動を代償なしで遂行可能,3ポンド重量での抵抗運動で痛みなし,手関節関節動態評価で橈腕関節・正中手根関節の滑走が正常,反復手指屈曲・伸展:疲労やポップなし10回反復可能
→ 次の段階へ: 中間期
握力が非受灾側の55%,手関節屈筋の筋力MMTGrade 4/5,手関節伸筋の筋力MMTGrade 4/5,前腕の完全な回内・回外を達成,反復 Grip 活動でのCarpal tunnel症状誘発なし,軽作業への職場復帰をクリア(該当する場合)
→ 次の段階へ: 中間期
握力が非受灾側の60%,つまみ力:キー掴み6kg、chuck掴み5kg,手関節持久力:最大値の50%の握力を60秒間維持可能,Purdue Pegboardで巧緻性を評価:非受灾側時間の125%以内,手掌の屈筋腱鞘に圧痛なし,日常生活動作の機能を 위한ROMを記録
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
握力が非受灾側の65%,ダイナモメーターでの手関節屈筋力が対側の70%,ダイナモメーターでの手関節伸筋力が対側の70%,患者がテーブルから棚の高さに5ポンドの物を持ち上げ可能,持続的握り姿勢で正中神経絞扼徵候なし,DASHスコアがベースラインから少なくとも20ポイント改善
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
すべての面で非受灾側の10度以内の手関節ROM,握力が非受灾側の70%,代償なしで軽いADLへの完全な復帰,夜間痛または安静時疼痛の報告なし,瘢痕組織が完全に成熟:淡色で柔らかく非圧痛性,5ポンドの抵抗を悪化なく許容する筋力進歩
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
握力:健側の75%,手関節屈筋・伸筋の筋力MMT4+/5,8時間勤務を許容する修正された職務への復帰,握り動作中に代償動作なし,最大握力でVAS2/10未満の痛みを報告,手根管症状の改善:正中神経領域の異常知覚なし
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
握力が健側の80%,手関節屈筋力が反対側の80%,手関節伸展筋力、反対側の80%,8ポンドでリストカール10回を疲労なく遂行可能,8ポンドでリストエクステンション10回を疲労なく遂行可能,手関節・手指関節に腫脹や関節液貯留なし
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
握力が反対側の85%,完全な最大握力の持久力:最大値の75%の握力を60秒間維持可能,つまみ力:指尖つまみ5kg、側方つまみ7kg,該当する場合、完全な作業任務への復帰,10ポンドまでの抵抗活動で痛みなし,正常な手関節固有受容覚:閉眼で目標角度を再現可能
→ 次の段階へ: 応用筋力強化期
握力が対側側の90%に近づく,手関節屈筋・伸筋のピークトルクが対側の85%で測定,機能的能力評価で25ポンド以上のlifting能力を確認,反復的な手指活動に制限なし,DASHスコア15点未満で最小限の障害を示す,患者がすべてのADLでの手指使用に確信あり
→ 次の段階へ: 活動復帰フェーズ
握力が反対側の90%,手関節持久力:中程度の抵抗で症状増悪なく20回反復可能,持続的なコンピュータキーボード使用で手根管の誘発なし,完全な複合手指屈曲・伸展筋力,患者報告アウトカム:PRWEスコア15/100未満,腱滑动評価で滑らかなテノディシス効果が確認される
→ 次の段階へ: 活動復帰フェーズ
握力対側の95%,両側の手関節筋力が対側の10% 이내,レクリエーション活動への完全復帰,活動時にスプリントまたは補助具が不要,手の協調運動が正常:9ホールペグテストが健側の115%以内,感覚検査は正常範囲内
→ 次の段階へ: 活動復帰フェーズ
握力、健側の95-100%,重労働または競技特異的活動への完全復帰,患者が機能的制限なしと報告,最大努力活動での疼痛なし,複雑な動作中の手関節・手指の運動学が正常,完全復帰への心理的準備の確認
→ 次の段階へ: 活動復帰フェーズ
疼痛のない競技特異的トレーニングへの完全復帰,持久力テスト:競技特異的活動を所定時間完遂できる,手関節屈筋群・伸筋群のパワー出力が対側と10%以内の差,反復的な高強度活動による症状の増悪なし,患者を独立したHEPに退院,3ヶ月と6ヶ月のフォローアップ予定
→ 次の段階へ: 活動復帰フェーズ
後退なく競技レベルでの持続的なパフォーマンス,手根管症状の再燃なし,僵硬なし 完全ROM維持,握力・ピンチ力が左右対称,機能的アウトカムに患者が満足,制限なしでの職場復帰許可
→ 次の段階へ: 活動復帰フェーズ
最終PRWEスコアが10/100未満で、優れた治療成績を示す,DASHスコア10点未満,握力が対側の100%、または最大医学的改善に到達,ADL(日常生活動作)に制限なし,継続的な治療不要,維持プログラムと警告サインについて患者に教育済み
→ 次の段階へ: 退院
活動復帰のマイルストーン
基本ADLが無痛
第 6 週肩甲骨胸郭リズム正常化:壁伏臥撑での翼状肩甲骨なし
軽度の機能活動と而起調整
第 10 週肘の内反・外反安定性がVarus・Valgus stress下で保持
中等度の活動とスポーツpecificConditioning
第 13 週全方向で体幹から30cm以上の機能的リーチ距離
スポーツ、仕事、レクリエーションへの完全復帰
第 23 週抵抗あり_empty can testでの肩峰下インピンジメント兆候なし
注意事項
- ニュートラルスパインを保つ
- 過負荷を避ける
禁忌
- 高度骨粗鬆症
- 急性炎症
- コントロールされていない激痛
疼痛管理
- Cryotherapy:運動後15-20分間のice pack適用
- 人間工学的教育と関節保護法
- 処方に基づく非ステロイド性抗炎症薬の投与
- 疼痛調節のためのTENS(経皮的神経電気刺激)
- 周囲筋への軟部組織モビライゼーション
装置とモダリティ
よくある質問
運動後の痛みはどれくらいなら普通ですか?
副木を省略したり、自分で先に進んだりしてもよいですか?
セッションを休んだり、腫れが強くなったりしたらどうしますか?
この情報は教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。
このコンテンツは一般的な情報提供・教育目的のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、または治療の代替とはなりません。医学的状態に関するご質問がある場合は必ず資格を持つ医療提供者にご相談ください。ここに記載されている内容のために専門的な医学的アドバイスを無視したり、そのせいで専門的な医学的アドバイスを受けるのを遅らせたりしないでください。
医学的な緊急事態の可能性があると思われる場合は、すぐに現地の緊急連絡先に電話するか、最寄りの救急外来に直行してください。
WellAlly編集チームが医学的にレビュー済み 最終レビュー日:2026年10月6日. · 編集方針を読む